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第29回FLAPコンクール・2019冬大会 ~村山りく・優秀賞 

先日お知らせしましたとおり、第29回FLAP全国バレエコンクール【プレコンBの部】にて、
Aクラス・村山りくが優秀賞を頂きました。

受賞の記念の盾が送られてきたとの報告がありましたので、改めに皆様にもご報告させて頂きます。

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今回はプレコンでの挑戦でしたが、何かこうやって少しでも形に残るものがあると大きな励みになるのではないかなと思います。
次はプレではないコンクールにも挑戦してみたい!と、意気込みを語ってくれました。

コンクールに出場する目的。
それは人それぞれに様々あると思います。
目的は多様でも、『一つの舞台に立つ』という経験は、大きな意味を持つ、私はそう思います。

受賞したかどうかも大事ですが、それよりもこの日のために練習をして準備をして、ほんの一瞬にすべてをかける。
プロセスのすべてが、経験であり、大きな成長の糧になると思います。


りくちゃん、おめでとう。
この経験を活かして、次の舞台、そして未来の夢につなげていってください!

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Snowfall

今シーズン初の降雪。
1月18日、土曜日。

指先がジンジンするほどの冷え込み、さすが1月、大寒近し。
「寒ーい!」と、ほっぺたを真っ赤にして入ってくる生徒たち。
雪の日でも、キラキラの笑顔でレッスンを楽しみに来てくれるのは、本当に嬉しい限りです。

スタジオも暖かくして待っているのですが、冷え込みが厳しい日ほど室外機の調子がおかしくなって
エアコンが止まるという難点も…。

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雪が降っているだけでも、いつもの景色が少し変わって見えます。
積もると本当に別世界!
大人になると雪は大変だなぁと思うことも多いですが、子どもの頃は純粋に嬉しかったのを覚えています。

雪遊びができるからなのか、それとも違う景色が新鮮だからなのか。
もしかすると別世界に来たような、そんなワクワク感が好きだったのかもしれません。


雪にはどこかファンタジックなイメージもあります。
白から連想される純粋無垢さ、はたまた雪の国というおとぎ話のイメージ。
ともかく、洋の東西を問わず普遍的にそういったイメージが共通認識としてあると思います。

人の心に訴える何か、心を惹きつける何かがあるのかもしれません。


先日、知人のSNSの中に感銘を受けた言葉がありました。

『神を唄ったベートーベンの第九の一節を覚えている物がいれば、人を潤す決定的な何かとして機能する』

つまり芸術や音楽、形に残らず手に取れないものであっても、その人の心に残り語り継がれ引き継がれていけば、
いつか誰かの心を潤すものになる、と。
バレエを含め、舞踊もまさにそう。

そういう芸術の一端を引き受けることができる奇跡、そのことに誇りを持てる自分で在りたいなと切に思いました。
知ること、学ぶこと、考えること。
それらを手放さないこと。

いつか溶けてしまう雪もまた、景色を変える美しい力をもって私たちの心に潤いを与えるのかもしれません。
(雪国の大変さを思うと、手放しでそんなことは言えないと思いますが…)

自然の美に敵うものはない、といつも思います。
それを少しでも表現したくて、きっと藻掻くのだろうとも。

そんなことを少し思った、雪の日でした。
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プロサッカー選手とのトレーニングセッション②

前述のブログ『プロサッカー選手とのトレーニング①』に続き、お届けしてまいります。

引き続いて行ったのは、リアクショントレーニング。
今回行ったのは【6-direction】というトレーニングです。

6direction、つまり6つの方向。
前後左右上下、この6つの方向に対してできるだけ素早く身体を運ぶ。
そしてマーカーをタッチ、そしてボールをキャッチするというもの。
これをトレーナーの指示により行います。


まず、赤・黄・青・オレンジの4色のカラーマーカーをセッティングします。
そして、指示を出すトレーナーは2つ以上の動きを組み合わせて指示します。
例えば『オレンジ・上』、『青・下』など。
そして指示されたマーカーをできるだけ最速でタッチします。
タッチしたあと、トレーナーはボールを投げます。
そのボールをノーバウンドでキャッチする、ここまでの一連の動きを行います。


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マーカーまで移動することは、ある程度の運動感覚があれば比較的容易に行えます。
そこから不確定に飛んでくるボールをキャッチする、このボールへのリアクションがこのトレーニングのカギです。

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最初の目的地は ”指示されたマーカー” そこへ到達したら ”ボール” へと目的地が変わります。
つまり 目的地が変わること、その目的地の認知がポイントとなります。

目的地へ最速かつ正確に身体を運ぶこと、その身体の準備がどれだけできているか。
固まったり緊張したり、あるいは脱力しすぎていても、うまくいきません。

このトレーニングを数セットやったのち、いよいよ施術に入りました。


施術3  施術1

施術2

今回、北邑選手に行った施術は、主に調整系の施術。
骨の位置関係を調整し、主に骨盤を中心に整えていきました。
また、過去にケガをして可動が悪くなっていた足首も調整させて頂きました。

筋肉はあまり揉み解すことはせず、最小限のアプローチに留めました。




施術後、最初の二つのトレーニングも含めて、再度トライ。
二つのトレーニングも明らかに変化が見られました。

そして6-direction。

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これは明らかに大きな変化が見られました。
最初はボールへのリアクションの前に、足踏みをするような動き、そしてバタバタと足音がしていたのですが、
施術後は動きから次の動きへの動作移動がとてもスムーズで、足音もしない。

こちらは静止画像ですが、動画はインスタからご覧いただけます。

【バレエスタジオAile・official Instagram】
https://www.instagram.com/balletstudio.aile/


北邑選手のポテンシャルが高いということはもちろんなのですが、やはり最初の目的地(マーカー)→次の目的地(ボール)への
身体の準備がしっかりと行えている、と感じました。
準備が身体の中に存在している、とも言えます。

興味深かったのは、予測して動いている時にはあまりうまくいかず、予測をせずに身体の準備だけにフォーカスした時は
うまくいった、ということ。
予測はときに有効にはたらきますが、ある一定のベクトルが身体にかかることも事実。
予測通りの時は良いですが、逆サイドをつかれたときに対応するのが遅れてしまう、ということなのだと思います。

このトレーニングはオリジナルメニューでしたが、私のアイデアをこの方法にアレンジして実践した魁コーチに脱帽。
マーカーとボールを”目的地” として認知させること、そして目的地が変化することへ対応する意識。
まず認知を変えて、身体の準備の意識を変化させていくことで、場面に応じた対応力を身に付ける。
ただ単にテクニカルやフィジカルのことだけでなく、サッカーというゲームの本質を捉えて指導されているのだと感じました。

こういった思考やアイデアは、バレエにはない視点。
とても新鮮で、新しい認知が自分の中にも芽生えました。
同時に自分の弱点も同時に見つかり、まだまだ自己改革の余地があるのでは…という希望も持てました。


非常に素晴らしく楽しく、あっという間の充実の二時間。
このような機会を頂き、本当に感謝しております。

北邑選手、魁コーチ、ありがとうございました!
またぜひこのような機会が持てたら嬉しく思っております。

この度は本当にありがとうございました!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

★インスタやってます★
https://www.instagram.com/balletstudio.aile/
『balletstuio.aile』で検索♪

お問い合わせは、こちらまで。
info@balletstudio-aile.com
042-705-2653

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プロサッカー選手とのトレーニングセッション①

先日、スタジオにてプロサッカープレイヤーの方の施術とトレーニングセッションをさせて頂く機会がありました。

お越し下さったのは、北邑拓也選手。
北邑選手は名古屋グランパスのU‐18でプレーされていて、その後ドイツで契約が決まり、
今年からはドイツでの活動されるという素晴らしい選手です。
ご紹介下さった坪井魁選手も、ICU(国際基督教大学)でヘッドコーチを務められながら、選手の海外渡航のプロモーション事業を
行い、ご自身もメキシコやドイツでプレーされていた素晴らしい経歴の方。

ご縁があって知り合ったそんなお二人とセッションする機会、そして整体師として施術する機会を頂き、本当に有難く思いました。

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(左から 私、北邑拓也選手、坪井魁選手)


今回のテーマは

「身体に対する意識の変化で動きの質や感覚がどう変わるか」  ということ、
そして  「施術前と後ではどのような変化があるか」  というもの。


私がいくつかのトレーニングメニューを考え、そこに魁コーチがアレンジを加え、いくつかのメニューを作成。
それをまずは施術前の北邑選手に行って頂きました。



最初に行ったのは、四つん這いになって前進と後進を行うもの。
これはトレーニングというよりもフィジカルチェックをかねたCheck Movement。
体幹部と股関節や肩甲帯の連携、そして広背筋や殿筋群、ハムストリングなど背面の筋肉が
どのように使われているのかを見るためのものです。

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人間の基本は二足歩行ですが、元来の進化前の四つ足歩行の機能を持ち合わせています。
そして身体を運ぶという観点においては、この四つ足歩行の運動原理を無視できない。
四つ足歩行の際に、動力になるのは背面、つまり背中側です。

人間は直立しているのでカラダの前面から前に進んでいるように感じていますが、実は動力になっているのは背面側。
踵を上げなければ前に進めないことを考えると、分かりやすいかもしれません。
つまり ”背中を運ぶ” ことで前進しているのです。

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直立した状態でお腹側で進む、つまり足の腿前で引っ張っていこうとすると、重心が後ろに下がりとても苦しく感じます。
しかし足は前に出ているので、どうしても足を”前に出そう”という意識になりがちです。
そこで、四つ足歩行の状態を作り、”背中を運ぶ”意識を、身体に与えます。

四肢と背面部がコンタクト(=連携)しないと、うまく進めません。
前進でも後進でも、どちらも必ず背面部との連携感覚が必要になります。

最初に行って頂いたのち、北邑選手に”背中を運ぶ” という意識を伝え、身体の使い方のポイントアプローチする筋肉、
動きの際のボディイメージなどをお伝えしたら動きの質とスピードが格段に変わりました。



次に、体幹部のコントロールを持続的に行うトレーニング。
今度はstatic(=静的)なものを行いました。

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ムーブメントで感じた意識を、さらに定着させるために持続的に刺激を入れます。
さらに3点支持、2点支持、と支持点の数を変えることで、体幹と四肢の連携の精度をチェックします。

このトレーニングは、支持している足や腕が体幹部とうまく連携できないと、非常にキツイ。
すぐに腕がプルプルしてきたり、あるいは身体が支えられず揺れてきます。

最初、「うわ、めっちゃキツイ…」と言っていた北邑選手。
しかし体幹部との連携がうまくいった時の言葉が、「いつまででもやっていられそう」でした。
そうなのです、意識と使い方で負荷感は変化します。

体幹トレーニングの本などでも、このように地面と身体を平行にして支持して鍛える・・というものをよく見かけますし、
非常に効果的ではあるのですが、正しくできないと変に力だけでガマンしてしまうので、気をつけなければなりません。



ここまでのトレーニングで、身体に対する意識やイメージを変え、使い方を伝え、背部の感覚に刺激を入れました。
ここから、いよいよリアクション系のトレーニングに入ります。


(『プロサッカー選手とのトレーニングセッション②』 に続きます。)
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幼児期から就学期のレッスン

「バレエが上達するためには、小さい頃に何をやっておいたら良いですか?」

このようなご質問を受けることがあります。
ストレッチをとにかくいっぱいやって身体を柔らかくするのが良いのか、それとも筋トレが良いのか…
そういったことを色々考えられて、何が良いんだろう?と疑問に思われることは少なくありません。


そんなとき、私はこう答えています。


「多様な運動感覚を身体に経験させてあげることと、足裏の感覚を鍛えることです」


幼児期から就学期のあたりにかけて必要なこと、それは何よりも全身の運動感覚を養うこと。
ざっくり言うと、身体をたくさん使う経験をさせてあげることです。
そして身体を支える土台となる、”足裏”の知覚を発達させること。


身体の成長というのは単にサイズの増加だけでなく、そこには機能向上も含まれています。
これは当たり前のことなのですが、それを促すのか、何もしないのかでは発達に大きな差異が生まれます。

身体機能というのは成長とともに自然に伴っていくもの。
洋服のボタンがかけられるようになったり、靴紐が結べるようになったり、ハサミが使えるようになったり。
そういう一つ一つの動作を”できるようになったね”と感じ、それを成長と呼んでいます。

自然に伴っていく動作機能の向上を見守ることはとても大切です。
そしてその向上を促すアプローチを少し取り入れるだけで、成長に伴って身体機能も確実に上がっていきます。

ムリな運動、過度なトレーニングは必要ありません。
『身体を大きく動かすこと』、そして土台となる『足元の感覚を養うこと』。
この2点をまず押さえれば十分です。


こちらは最年少のCクラスのレッスン風景。
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Aileの最年少クラスでは、『足裏の知覚と動作』を養うために、スーパーボールを掴んでカゴに入れる!という
ゲーム的なエクササイズを行っています。これを左右の足で交互に行うのです。
音楽が終わるまでに、すべてのボールをカゴに移せたら、成功!
終わったらお友だちのところも手伝ってね、ということで協力して達成させるということも自然と身に付きます。

単純なように見えますが、やってみると案外色々な要素が含まれていることがわかります。

指を開く→つかむ→片足ケンケンでカゴに行く→指を開く→ボールを離す

これら5つの動作をクリアしないと ”スーパーボールを掴んでカゴに入れる” という行為は成り立たない。
楽しいゲームですが、足裏の感覚や片足で立つという身体感覚を経験することができます。



こちらは音楽のリズムに合わせて、円の中にジャンプするエクササイズ。

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ここでは音楽リズムの感覚も大切になってきます。
リズムに合わせて身体を動かす、もちろんバレエの基本でもありますが、身体をリズムに乗せられることは
他のスポーツなどにおいても重要な要素です。

片足でも行います。
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バーを使ってのエクササイズも取り入れていますが、あくまでも立つことの感覚をしっかりと捉えるためのもの。
いわゆるバーレッスンは、まだもう少し先で大丈夫です。

身体には年齢のリミットがあり、ある年齢を過ぎると獲得が難しい機能もあります。
わかりやすい例が、ヴァイオリニストの小指の動き。
普通の人は小指だけを単独で動かすことができませんが、ヴァイオリニストはもちろんできます。
これは小指の運動感覚は3歳までがリミットと言われているので、それまでに”小指だけを動かす”という
動作感覚を習得しないと、その後は努力ではどうにもならないということ。

これは細部の一例ですが、全身的な”跳躍”、”バランス”、”回転”などの感覚も、ある一定年齢を過ぎると、
後天的に伸ばすのが難しいと言われています。
技術での伸びしろはもちろんありますが、身体ポテンシャルという概念で捉えたときに、やはり幼少期における
機能向上を促すことで、その後の伸びしろも増える可能性は高まります。


色々と書き連ねていますが、とにかく子どもの頃は何かの技術を身に付けるというよりも、
いっぱい身体を動かして、たくさん遊ぼう!ということ。
土台をしっかりと作っておけば、その上に積み上げていくときに、やはり安定します。

すべての運動を乗せていく、”身体”という『土台』。
幼少期は、とにかくこの土台を作る時期。
焦らず、慌てず、子どもの身体と向き合いながら、しっかりとした身体作りを目指しましょう!
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「バレエスタジオAile」ホームページ
バレエスタジオAile(エル)
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http://www.balletstudio-aile.com

小田急相模原駅南口より徒歩3分

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(TEL&FAX:042-705-2653)

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