3月、春
3月が始まりました。
この時期は季節の移り変わりはもちろん、さまざまなことが変化するという方も少なくないかと思います。
出会いと別れの季節。
何かの終わりは、何かの始まり。
変化を受け入れて、ゆるやかに乗りこなしていく術を身に着けたいな、と思う今日この頃です。
大人と呼ばれる年齢になって久しく経ちますが、人間的な本質はそうそうには変わらないもので。
少しは大人になれたかなと思うこともあれば、まだまだ全然至らないと思うことの方が断然多いのが現実です。
それでも周りの人に助けてもらいながら、ここまでやってこれたことは奇跡だとさえ思うのです。
偶発的で驚くような新しい出会いもあれば、苦しく切ない別れもあります。
ゆるやかに流れる河のように、穏やかに続いていく関係があり、そして同じ日は一日たりとして訪れないのだと
いうことを、しみじみと感じます。
新しいことへの挑戦は、むしろこれまで継続してきた「土台」がしっかりあってこそ乗せられるのではないか…と。
それは例えば生活というベースであったり、人間関係であったり、フィジカルコンディションであったり。
もとより、何をするにも”自分”というベースは前提としてあるもの。
同じ体験だったとしても、”私”が感じるものと”私以外の誰か”が感じるものは、決して完全同期はしない。
だからこそ、新しいモノやコトに触れたときに、それをよりセンシティブに感じられる自分でありたいし、
せっかくの機会(=opportunity)を最大化したいなと思うわけです。
そんな人間的な成長をしていきたい、としみじみ思う春です。

この時期は季節の移り変わりはもちろん、さまざまなことが変化するという方も少なくないかと思います。
出会いと別れの季節。
何かの終わりは、何かの始まり。
変化を受け入れて、ゆるやかに乗りこなしていく術を身に着けたいな、と思う今日この頃です。
大人と呼ばれる年齢になって久しく経ちますが、人間的な本質はそうそうには変わらないもので。
少しは大人になれたかなと思うこともあれば、まだまだ全然至らないと思うことの方が断然多いのが現実です。
それでも周りの人に助けてもらいながら、ここまでやってこれたことは奇跡だとさえ思うのです。
偶発的で驚くような新しい出会いもあれば、苦しく切ない別れもあります。
ゆるやかに流れる河のように、穏やかに続いていく関係があり、そして同じ日は一日たりとして訪れないのだと
いうことを、しみじみと感じます。
新しいことへの挑戦は、むしろこれまで継続してきた「土台」がしっかりあってこそ乗せられるのではないか…と。
それは例えば生活というベースであったり、人間関係であったり、フィジカルコンディションであったり。
もとより、何をするにも”自分”というベースは前提としてあるもの。
同じ体験だったとしても、”私”が感じるものと”私以外の誰か”が感じるものは、決して完全同期はしない。
だからこそ、新しいモノやコトに触れたときに、それをよりセンシティブに感じられる自分でありたいし、
せっかくの機会(=opportunity)を最大化したいなと思うわけです。
そんな人間的な成長をしていきたい、としみじみ思う春です。

春を訪ねる感受性
今年も、沈丁花の季節になりました。

毎年、ご自宅の沈丁花をスタジオに持ってきてくださる生徒の方がいらして、
その花の訪れとともにああ、この季節がやってきたのだなと思うのでます。
春の訪れ。
春に限らず、夏も秋も冬も、季節は等しく訪れ絶え間なく移ろってゆきます。
日本も春は格別のものがありますが、ロシアの春は爆発のようなものなのだそう。
ロシアの春の音楽は、日本の穏やかなそれとは違い、きわめてエネルギッシュな曲調が多いのもそのためだとか。
長い冬から明けた喜びが、まさに爆発するように人々の心に溢れてくるのでしょう。
季節は私たちに”訪れ”てくれるもののように感じますが、私たち自身が季節を感じとることができるからこそ
その訪れを感じるのだともいえます。
春がやってきたと感じるのは、自分が春を探し当てたまさにその瞬間。
移ろう季節は、わざわざ人間のほうに歩み寄ってくるわけではないし、むしろ私たちが春を”訪ねて”いるのかもしれない。
そんなことをふと、考えてみたり。
原研哉さんの『白』という本があります。
その中に登場する、非常に起用見深い一節。
『白という色があるのではない。白いと感じる感受性があるのだ。』
春も、季節も、きっとこれなんじゃないかな、と。
『白』は、とても素晴らしい本なので、ご興味がある方は、ぜひ。

毎年、ご自宅の沈丁花をスタジオに持ってきてくださる生徒の方がいらして、
その花の訪れとともにああ、この季節がやってきたのだなと思うのでます。
春の訪れ。
春に限らず、夏も秋も冬も、季節は等しく訪れ絶え間なく移ろってゆきます。
日本も春は格別のものがありますが、ロシアの春は爆発のようなものなのだそう。
ロシアの春の音楽は、日本の穏やかなそれとは違い、きわめてエネルギッシュな曲調が多いのもそのためだとか。
長い冬から明けた喜びが、まさに爆発するように人々の心に溢れてくるのでしょう。
季節は私たちに”訪れ”てくれるもののように感じますが、私たち自身が季節を感じとることができるからこそ
その訪れを感じるのだともいえます。
春がやってきたと感じるのは、自分が春を探し当てたまさにその瞬間。
移ろう季節は、わざわざ人間のほうに歩み寄ってくるわけではないし、むしろ私たちが春を”訪ねて”いるのかもしれない。
そんなことをふと、考えてみたり。
原研哉さんの『白』という本があります。
その中に登場する、非常に起用見深い一節。
『白という色があるのではない。白いと感じる感受性があるのだ。』
春も、季節も、きっとこれなんじゃないかな、と。
『白』は、とても素晴らしい本なので、ご興味がある方は、ぜひ。
2021年。
2021年がやって来ました。
皆さんにとって、どんな一年になるでしょうか。
できれば笑顔で溢れる年に、希望に満ちた年に、楽しい出来事がたくさんの年に。
誰しもそう願うでしょう。
悲しいことや苦しいことを、あえて望む人なんていません。
幸せをみんな探して、願って、祈ります。
けれどこの世の中のには、自分の力ではどうにもならないことも起こります。
2020年は、まさにそういう年でした。
コロナだけでなく、私達が住む日本から遠く遠く離れた国で、貧困や戦乱や飢えで、
どうにもならないことを必死に抱えている人達がいます。
きっと日本の中にも、どうにもならないことを抱えている人達はたくさんいることでしょう。
バレエができること。
それはすでに、何かをどうにかできているということ。
ある程度自由になる自分の身体があって
スタジオという場所に行くことができて
その時間を作ることができて
そしてお金があって。
それはとてつもなく幸せなことです。
私も、もちろんそうです。
踊れることはもちろん幸せです。
そしてその状況に身を置くことができること自体が幸せであることを決して忘れないでいたいのです。
私は、皆さんの幸せの時間をお預かりしています。
そのことにとても責任を感じています。
かけがえのない時間をお預かりしている責任と、踊る喜びと、感動、それを全力で守りたいのです。
それが私の使命です。
2021年。
今年もよろしくお願いいたします。
皆さんにとって、どんな一年になるでしょうか。
できれば笑顔で溢れる年に、希望に満ちた年に、楽しい出来事がたくさんの年に。
誰しもそう願うでしょう。
悲しいことや苦しいことを、あえて望む人なんていません。
幸せをみんな探して、願って、祈ります。
けれどこの世の中のには、自分の力ではどうにもならないことも起こります。
2020年は、まさにそういう年でした。
コロナだけでなく、私達が住む日本から遠く遠く離れた国で、貧困や戦乱や飢えで、
どうにもならないことを必死に抱えている人達がいます。
きっと日本の中にも、どうにもならないことを抱えている人達はたくさんいることでしょう。
バレエができること。
それはすでに、何かをどうにかできているということ。
ある程度自由になる自分の身体があって
スタジオという場所に行くことができて
その時間を作ることができて
そしてお金があって。
それはとてつもなく幸せなことです。
私も、もちろんそうです。
踊れることはもちろん幸せです。
そしてその状況に身を置くことができること自体が幸せであることを決して忘れないでいたいのです。
私は、皆さんの幸せの時間をお預かりしています。
そのことにとても責任を感じています。
かけがえのない時間をお預かりしている責任と、踊る喜びと、感動、それを全力で守りたいのです。
それが私の使命です。
2021年。
今年もよろしくお願いいたします。
師走
12月もすでにそろそろ半ばを迎えようとしています。
だいぶ寒さも厳しくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
月初めに出張があったり、オンライントレーニングをしたり、少し慌ただしい日々を過ごしておりますが、
食事・睡眠など、身体には気を付けて、健康維持を心がけていきたい今日この頃です。
特に、冬の脱水には要注意。
乾燥してきていることもあり、さらに暖房の中にいると、肌も身体もカラカラになってきてしまいます。
夏と違ってノドの渇きを感じにくいだけに、冬の脱水はなかなか厄介。
こまめに水分補給することで、粘膜も保護されるのでウイルス対策にもなります。
皆様、冬こそしっかりとした水分補給を心がけましょう。

スタジオ横の松ヶ枝公園、紅葉も終わりそろそろ冬支度になってきました。
秋の名残のように、こんな真っ赤な美しいモミジが。
思わず、カメラに収めました。
さて、長らく休講にしていた『バリエーションクラス』ですが、来年から少しずつ復活したいと思っております!
日曜日クラスに関しては、やや未定ですがバリエーションクラスは隔週程度で行えたらと思っております。
目標のバリエーションがある方、踊ってみたい作品がある方、初めてバリエーションに挑戦する方、
どなたでもご参加いただけます!
詳しくはまたレッスンスケジュールにてご案内申し上げます。
それでは12月も皆様お元気でお過ごしくださいませ!
だいぶ寒さも厳しくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
月初めに出張があったり、オンライントレーニングをしたり、少し慌ただしい日々を過ごしておりますが、
食事・睡眠など、身体には気を付けて、健康維持を心がけていきたい今日この頃です。
特に、冬の脱水には要注意。
乾燥してきていることもあり、さらに暖房の中にいると、肌も身体もカラカラになってきてしまいます。
夏と違ってノドの渇きを感じにくいだけに、冬の脱水はなかなか厄介。
こまめに水分補給することで、粘膜も保護されるのでウイルス対策にもなります。
皆様、冬こそしっかりとした水分補給を心がけましょう。

スタジオ横の松ヶ枝公園、紅葉も終わりそろそろ冬支度になってきました。
秋の名残のように、こんな真っ赤な美しいモミジが。
思わず、カメラに収めました。
さて、長らく休講にしていた『バリエーションクラス』ですが、来年から少しずつ復活したいと思っております!
日曜日クラスに関しては、やや未定ですがバリエーションクラスは隔週程度で行えたらと思っております。
目標のバリエーションがある方、踊ってみたい作品がある方、初めてバリエーションに挑戦する方、
どなたでもご参加いただけます!
詳しくはまたレッスンスケジュールにてご案内申し上げます。
それでは12月も皆様お元気でお過ごしくださいませ!
sesion de fotos with Steve
カメラマンのSteveと、フォトセッションをさせて頂きました。
Steveは、先日見にいった映画『JOINT』の上映の時に出会った、いとこの友人。
彼の撮影した写真を見て、圧倒。
色々なAnniversaryを記念して、撮影を依頼しました。
今回撮影したのは、私のBirthday記念としてのセルフポートレート。
シーンではなくストーリーで、というSteveのスタイル。
ウォームアップから踊りへ、そしてクールダウンまでをストーリー仕立てで撮影。

その日に使うポアントから、撮影開始。
ストレッチからバーレッスンまで一通り撮って、チュチュを着けて踊りのシーン。
A day of Ballerina.
どんな写真になっているのか、とても楽しみです。
またこちらで紹介させて頂きます。
------
彼の作品はこちらから見れます。
https://steve-gaudin.com/
また、現在地上波で流れている『ルノー・ルーテシア』のテレビCMにも、フォトグラファー&俳優として出演しているので、
そちらもぜひチェックしてみてください!
Steveは、先日見にいった映画『JOINT』の上映の時に出会った、いとこの友人。
彼の撮影した写真を見て、圧倒。
色々なAnniversaryを記念して、撮影を依頼しました。
今回撮影したのは、私のBirthday記念としてのセルフポートレート。
シーンではなくストーリーで、というSteveのスタイル。
ウォームアップから踊りへ、そしてクールダウンまでをストーリー仕立てで撮影。

その日に使うポアントから、撮影開始。
ストレッチからバーレッスンまで一通り撮って、チュチュを着けて踊りのシーン。
A day of Ballerina.
どんな写真になっているのか、とても楽しみです。
またこちらで紹介させて頂きます。
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彼の作品はこちらから見れます。
https://steve-gaudin.com/
また、現在地上波で流れている『ルノー・ルーテシア』のテレビCMにも、フォトグラファー&俳優として出演しているので、
そちらもぜひチェックしてみてください!