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プロサッカー選手とのトレーニングセッション②

前述のブログ『プロサッカー選手とのトレーニング①』に続き、お届けしてまいります。

引き続いて行ったのは、リアクショントレーニング。
今回行ったのは【6-direction】というトレーニングです。

6direction、つまり6つの方向。
前後左右上下、この6つの方向に対してできるだけ素早く身体を運ぶ。
そしてマーカーをタッチ、そしてボールをキャッチするというもの。
これをトレーナーの指示により行います。


まず、赤・黄・青・オレンジの4色のカラーマーカーをセッティングします。
そして、指示を出すトレーナーは2つ以上の動きを組み合わせて指示します。
例えば『オレンジ・上』、『青・下』など。
そして指示されたマーカーをできるだけ最速でタッチします。
タッチしたあと、トレーナーはボールを投げます。
そのボールをノーバウンドでキャッチする、ここまでの一連の動きを行います。


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マーカーまで移動することは、ある程度の運動感覚があれば比較的容易に行えます。
そこから不確定に飛んでくるボールをキャッチする、このボールへのリアクションがこのトレーニングのカギです。

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最初の目的地は ”指示されたマーカー” そこへ到達したら ”ボール” へと目的地が変わります。
つまり 目的地が変わること、その目的地の認知がポイントとなります。

目的地へ最速かつ正確に身体を運ぶこと、その身体の準備がどれだけできているか。
固まったり緊張したり、あるいは脱力しすぎていても、うまくいきません。

このトレーニングを数セットやったのち、いよいよ施術に入りました。


施術3  施術1

施術2

今回、北邑選手に行った施術は、主に調整系の施術。
骨の位置関係を調整し、主に骨盤を中心に整えていきました。
また、過去にケガをして可動が悪くなっていた足首も調整させて頂きました。

筋肉はあまり揉み解すことはせず、最小限のアプローチに留めました。




施術後、最初の二つのトレーニングも含めて、再度トライ。
二つのトレーニングも明らかに変化が見られました。

そして6-direction。

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これは明らかに大きな変化が見られました。
最初はボールへのリアクションの前に、足踏みをするような動き、そしてバタバタと足音がしていたのですが、
施術後は動きから次の動きへの動作移動がとてもスムーズで、足音もしない。

こちらは静止画像ですが、動画はインスタからご覧いただけます。

【バレエスタジオAile・official Instagram】
https://www.instagram.com/balletstudio.aile/


北邑選手のポテンシャルが高いということはもちろんなのですが、やはり最初の目的地(マーカー)→次の目的地(ボール)への
身体の準備がしっかりと行えている、と感じました。
準備が身体の中に存在している、とも言えます。

興味深かったのは、予測して動いている時にはあまりうまくいかず、予測をせずに身体の準備だけにフォーカスした時は
うまくいった、ということ。
予測はときに有効にはたらきますが、ある一定のベクトルが身体にかかることも事実。
予測通りの時は良いですが、逆サイドをつかれたときに対応するのが遅れてしまう、ということなのだと思います。

このトレーニングはオリジナルメニューでしたが、私のアイデアをこの方法にアレンジして実践した魁コーチに脱帽。
マーカーとボールを”目的地” として認知させること、そして目的地が変化することへ対応する意識。
まず認知を変えて、身体の準備の意識を変化させていくことで、場面に応じた対応力を身に付ける。
ただ単にテクニカルやフィジカルのことだけでなく、サッカーというゲームの本質を捉えて指導されているのだと感じました。

こういった思考やアイデアは、バレエにはない視点。
とても新鮮で、新しい認知が自分の中にも芽生えました。
同時に自分の弱点も同時に見つかり、まだまだ自己改革の余地があるのでは…という希望も持てました。


非常に素晴らしく楽しく、あっという間の充実の二時間。
このような機会を頂き、本当に感謝しております。

北邑選手、魁コーチ、ありがとうございました!
またぜひこのような機会が持てたら嬉しく思っております。

この度は本当にありがとうございました!

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お問い合わせは、こちらまで。
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プロサッカー選手とのトレーニングセッション①

先日、スタジオにてプロサッカープレイヤーの方の施術とトレーニングセッションをさせて頂く機会がありました。

お越し下さったのは、北邑拓也選手。
北邑選手は名古屋グランパスのU‐18でプレーされていて、その後ドイツで契約が決まり、
今年からはドイツでの活動されるという素晴らしい選手です。
ご紹介下さった坪井魁選手も、ICU(国際基督教大学)でヘッドコーチを務められながら、選手の海外渡航のプロモーション事業を
行い、ご自身もメキシコやドイツでプレーされていた素晴らしい経歴の方。

ご縁があって知り合ったそんなお二人とセッションする機会、そして整体師として施術する機会を頂き、本当に有難く思いました。

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(左から 私、北邑拓也選手、坪井魁選手)


今回のテーマは

「身体に対する意識の変化で動きの質や感覚がどう変わるか」  ということ、
そして  「施術前と後ではどのような変化があるか」  というもの。


私がいくつかのトレーニングメニューを考え、そこに魁コーチがアレンジを加え、いくつかのメニューを作成。
それをまずは施術前の北邑選手に行って頂きました。



最初に行ったのは、四つん這いになって前進と後進を行うもの。
これはトレーニングというよりもフィジカルチェックをかねたCheck Movement。
体幹部と股関節や肩甲帯の連携、そして広背筋や殿筋群、ハムストリングなど背面の筋肉が
どのように使われているのかを見るためのものです。

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人間の基本は二足歩行ですが、元来の進化前の四つ足歩行の機能を持ち合わせています。
そして身体を運ぶという観点においては、この四つ足歩行の運動原理を無視できない。
四つ足歩行の際に、動力になるのは背面、つまり背中側です。

人間は直立しているのでカラダの前面から前に進んでいるように感じていますが、実は動力になっているのは背面側。
踵を上げなければ前に進めないことを考えると、分かりやすいかもしれません。
つまり ”背中を運ぶ” ことで前進しているのです。

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直立した状態でお腹側で進む、つまり足の腿前で引っ張っていこうとすると、重心が後ろに下がりとても苦しく感じます。
しかし足は前に出ているので、どうしても足を”前に出そう”という意識になりがちです。
そこで、四つ足歩行の状態を作り、”背中を運ぶ”意識を、身体に与えます。

四肢と背面部がコンタクト(=連携)しないと、うまく進めません。
前進でも後進でも、どちらも必ず背面部との連携感覚が必要になります。

最初に行って頂いたのち、北邑選手に”背中を運ぶ” という意識を伝え、身体の使い方のポイントアプローチする筋肉、
動きの際のボディイメージなどをお伝えしたら動きの質とスピードが格段に変わりました。



次に、体幹部のコントロールを持続的に行うトレーニング。
今度はstatic(=静的)なものを行いました。

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ムーブメントで感じた意識を、さらに定着させるために持続的に刺激を入れます。
さらに3点支持、2点支持、と支持点の数を変えることで、体幹と四肢の連携の精度をチェックします。

このトレーニングは、支持している足や腕が体幹部とうまく連携できないと、非常にキツイ。
すぐに腕がプルプルしてきたり、あるいは身体が支えられず揺れてきます。

最初、「うわ、めっちゃキツイ…」と言っていた北邑選手。
しかし体幹部との連携がうまくいった時の言葉が、「いつまででもやっていられそう」でした。
そうなのです、意識と使い方で負荷感は変化します。

体幹トレーニングの本などでも、このように地面と身体を平行にして支持して鍛える・・というものをよく見かけますし、
非常に効果的ではあるのですが、正しくできないと変に力だけでガマンしてしまうので、気をつけなければなりません。



ここまでのトレーニングで、身体に対する意識やイメージを変え、使い方を伝え、背部の感覚に刺激を入れました。
ここから、いよいよリアクション系のトレーニングに入ります。


(『プロサッカー選手とのトレーニングセッション②』 に続きます。)

仕事始め!

新年を迎え最初の土曜日の4日、生徒クラスのレッスン始めでした。
帰省している方も多く、いつもよりも少ない人数のクラスもありましたが、年始だからこそ全員そろうクラスもあり、
久しぶりにみんなに会えて、楽しい一日となりました。

翌日5h日は成人クラスのレッスン始め。
1クラス編成となっていた日曜クラスが、1月からはまた元通りになります。
基礎初級クラスは基本を中心に、ゆっくりと丁寧に。
中級はやや難易度の高いアンシェヌマンに挑戦。
そのあとに続くバリエーションクラスも、皆さんとても熱心に取り組んでいます。


バレエを踊ること。

それは日常に必要不可欠、ということではないかもしれません。
切実な日常があると、それはちょっと脇へ追いやられてしまう存在。

確かに、それはその通りなのです。

バレエどころじゃない、と言われればまさにぐうの音も出ない。
実際に私にもそういう時期があったので、それはよくわかります。

だからこそ、踊りに触れられる日々やその時間というものは、かけがえのないもの。
キラキラした夢を見させてくれる、そんな時間なのだと思います。

レッスンの現実は、そんなキラキラではなく、リアルに痛いし厳しい(笑)
それでも頑張ろう!と熱意を傾けられるのは、やはり真の芸術だからこそだと私は思います。

磨き抜かれたメソッド、身体の鍛錬、音楽との一体感。
それらすべてがバレエの美であり、バレエそのものでもあるのです。

バレエの一端に触れることは、それがどんな形であれ、美しさを感じることができます。
鍛え抜かれたダンサーの身体は、それだけでも芸術作品さながらの美を湛えています。
バレエを人に伝える者、それに携わる人間として、肉体を通じた芸術性は必ず伝えなければならない、
その責任があると感じます。

身体操法というものは、運動力学でアプローチが可能ですし、解剖学的な知識で掘り下げていくこともできます。
それも、もちろん大事です。

けれどそれだけでも”バレエ”を伝えたことには、ならない。
そう私は思っています。

バレエの芸術的な側面を伝えなければ、決してバレエにはなり得ないのです。


身体の扱いが難しいバレエだからこそ、身体に対する知識を使ってよりスムーズに動ける方法を伝えたい。
と同時に、そこから生み出されていく芸術性も、伝えていきたい。
私はそう思っています。


どちらも終わりのない探求の世界、だからこそ茫漠としたその地平に眩暈すら覚えることもあります。
でももっと知りたい、突き詰めてみたい、どこまで行けるかわからないけれど、進み続けてみたい。


今年は転機の年になる、私の直感がそう告げています。
茫漠たる地平を進もうと決意したからか、あるいは別の何かが訪れるのか…。

踏み出す一歩は小さくても、目的地がまだ見えなくても、諦めずに進んでいきたいと思います。

Step forward one step at a time!!

足裏の知覚~最年少クラスのスーパーボールエクササイズ

Aileの最年少クラス・Cクラスでは、”あるモノ”を使ってエクササイズを行っています。
その”あるモノ”とは・・・

こちら!
スー1

スーパーボールです。

このスーパーボールを、1曲が終わるまでに全員で足の指だけを使ってカゴにいれる、というもの。
ルールはかんたん。

・使うのは足の指だけ
・右足と左足を交互に使う
・カゴまでは片足ケンケンで進む

これだけです。
左右の足指で掴む動き、片足でバランスを取る動き、などバレエで大切な要素がいっぱい詰まっています。

『足指を使う』

まずこの根本的な感覚を身に付けることは、全身の運動にも大きく関わっていきます。

そして、掴むこともさることながら、カゴに入れるためにしなくてはならないのが、指を 『開く』 こと。

掴む…
すー2

そこから伸ばして…
すー3

開く!
すー4

この3段階がないとボールはカゴに入りません。
足指をしっかり開けるようになると、素早くボールをカゴに入れていくことができ、結果、たくさんのボールを入れられます。

ゲーム感覚で楽しめるので、子ども達もこのエクササイズが大好き!
『スーパーボールやるよー!』というと、自分たちで準備から片づけまで率先してやってくれます。

準備やお片付けは思わぬ副産物(?)ですが、それだけ楽しみにしているんだなぁと思うと、こちらも嬉しくなります!


楽しみながら身体をしっかり作れるようなエクササイズプログラムを、これからも色々と取り入れていきたいです。

11月

11月になりました。
早いもので、今年もあと2ヵ月を残すのみ。
一年間本当に色々あったなあと振り返りつつも、まだまだこれから訪れる今年の一大イベントにも心馳せる日々です。

さて、Aileでは毎年恒例のクリスマス会を開催するのですが、今年ももちろんやります!
生徒によるスタジオパフォーマンスの他、楽しいゲームで遊ぶゲーム大会も!
パフォーマンスは観覧自由、さらにゲームもご希望の方はご参加頂けますので、ぜひ遊びにいらしてくださいませ♪

最年長のAクラスは、それぞれ自分の挑戦したいバリエーションや新しい踊りを。
そして最年少のCクラスも、今週から踊りの練習に入りました。


今回のCクラス作品のテーマは『公園』。
みんなで公園に集まって、楽しく遊ぼう!というストーリーの作品です。

音楽も楽しくリズミカルな曲なので、みんな初めて聞いた曲にもかかわらず、あっという間に覚えてくれました!
振り付けも、ちょっとした指示ですぐに動けたり、場所を取れたり、なんと自分たちでパを提案したり!
子ども達の成長にびっくりすると同時に、とても嬉しい気持ちになりました。

お母様方から『レッスン後、みんなで公園に集まって自主練習していました』『学校でも練習しています』という
ご報告を頂き、バレエが好きなんだな、楽しめているんだな、と感じ、私も頑張らねば!とパワーをもらいます。


これからちょっとずつ寒さも増してくる季節、日も短くなり少し寂しい気分になりがちですが、
子ども達の元気なパワーをもらって、寂しくなるどころか(笑)いつにも増して元気に頑張れそうです!

皆様、風邪などひかれませぬよう、お気を付けてお過ごし下さいませ。
それでは、素敵な11月を☆
「バレエスタジオAile」ホームページ
バレエスタジオAile(エル)
ホームページはこちらから!
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http://www.balletstudio-aile.com

小田急相模原駅南口より徒歩3分

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(TEL&FAX:042-705-2653)

※受付時間は 11:00 - 21:00です。 レッスン中は応対できないこともございますが、後日折り返しご連絡させて頂きます。


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