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絵画の世界

先日、画家の菅沼ミツ子先生がお久しぶりにスタジオにお越しになられました。
先生とは私が幼少の頃からのお付き合い、かれこれ30年以上になるでしょうか。

お変わりのない元気なお姿、そして美しく聡明で謙虚な佇まいに、心から尊敬してやみません。

そんな菅沼先生のデッサンモデルをずっと務めさせて頂いているのですが、
ポーズを取らせて頂いていると、毎回新しい発見があり、私も大変勉強になります。

先生は『ダンサーが踊っている瞬間ではなく、ほんのいっとき休んで佇んでいる、その姿を描きたい』
と仰います。

それは踊り終えて袖に入った瞬間であったり、誰かと談笑しているときであったり、
あるいはポアントに履き替えているときであったり。

私たちからしたら、ちょっと”無防備”な瞬間なのですが、緊張感から解放されたその一瞬に垣間見える
ダンサーの素顔や佇まいに、その人の個性や美が表れている、と。

なので、ポージングもいわゆるバレエのポーズではなく、ちょっとボーっとした感じで立ってみて、とか
鏡越しに自分を見つめている感じで、とか誰かとしゃべっている感じで、等々、これといって”決める”ところの
ないポーズを求められるので、本当に難しい。

それでもやはり『ダンサーの身体としての美しさ』は損なわないで、と。
さりげないポーズほど、背中を落としたり甘いターンアウトだと、すごく不格好になってしまう。
毎回写真に撮って下さるのですが、それを見せて頂くと『なんじゃこりゃ…』と幻滅することもあります(笑)

取り繕えないからこそ、”素”が出てしまう。
だからこそ身体がしっかり作れているダンサーは、どんな瞬間も何をしていても美しいのです。


先生が私を見ながらササっとものの1分くらいで描かれた素描を見せて頂きました。

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ほんの一瞬でボディラインを捉えて描いていく。
まさにプロの技です。

『重心がここにないとおかしいから、もう少しこの線はこっちね』

そんな風に仰って微調整をされていて、やはり重心が正しい位置にあることは大前提なのだと、ここでも再実感。
重心線が狂っていると、見たときに違和感のある絵になってしまう。
なるほど確かに。ゆえに元々のモデルがきちんとした重心で立てていなければ、元も子もないのです。


昨日は少し時間があったこともあり、昨今の絵画事情について色々とお話を伺うことができました。
最近は油絵をやる若い方が少なくなってきて、グラフィックデザインや抽象画に主流が移ってきていること、
さまざまな技法が駆使されて、絵の描き方そのものが変わってきていること、そんなお話を伺いました。

これからの絵画界も大きく変遷していくだろう、と先生は仰っておられました。
何事も時代とともに移りゆく、これは同じなのだな、と。


変わらないものと、変わりゆくもの。
バランスを取りながら、共存していけたら良いなと、そんなふうに思った一日でした。
充実した時間を下さった先生に、感謝!です。
ありがとうございました。

足指を使う大切さ

Aileではクラシックバレエだけでなく、新体操などの競技スポーツの方の指導もさせて頂いております。

新体操の子たちは基礎訓練としてバレエを習っているのですが、このところ偶然にもみんな『膝が痛い…』と言っており、
ちょっと心配をしていました。
バレエよりも可動域を拡げて演技をする新体操、身体への負荷が大きいことは分かりますが、
まだ9歳くらいの子がひざ痛を訴えるのは、やはり見ていて忍びなく…原因を特定してできるだけ痛みがでないような
使い方を指導していく必要があります。

膝に痛みが出る原因として、今回のケースでもっとも考えられるのは『ねじれ』。
そのねじれの発生元は、股関節または足関節(足首)です。

①股関節が十分な回旋をしないまま、膝下だけ外旋させてしまった
②足関節部分が外側または内側に倒れ、ねじれを起こし、それが膝に影響してしまった

新体操の動きの性質から鑑みて、主にこの上記2パターンが考えられます。

①のパターンであっても、②の原因となる足関節部分に影響が出るので、やはり足首のねじれは無視できないのです。

足首を支えるのは、ズバリ足底。
足底のアーチが崩れると、足関節部分の骨は地球のプレートの沈み込み運動のようにズズっと沈み込んできて、
結果として外果(外くるぶし)あるいは内果(内くるぶし)側に脛骨(すねの太い骨)が倒れ込んできます。

脛骨が傾くことで、その上の大腿骨との位置バランスが崩れてきて、膝蓋部に本来であれば起こらない『ねじれ』が生じます。
この『ねじれ』が靭帯や筋肉を過剰に引っ張ったり、拘縮させたりし、痛みの原因となってしまいます。


膝が痛い…と言っていた子のシューズを脱がせて、タイツをめくり、裸足にさせてルルベを見てみると…
指が曲がったままでルルベをしてしまっていました。
もちろん新体操の練習量が多くなってのオーバーユースも考えられるのですが、指が使えるに越したことはありません!
・・・ということで、新体操チームはこのところ足指を強化中!です。


もちろん、バレエも然り!です。
AileのCクラス(最年少クラス)では、レッスンの最初は裸足で指を動かすところから始めます。
指先でボールを掴むゲームやその他、”足指を使うコト”をたくさんたくさんやります。
足指がしっかり使えること、足先の意識ができること、それが最終的にトゥシューズで使える『バレエのつま先』になっていきます。

つま先は命。
足裏は日常生活でも、自身の身体を支えてくれている縁の下の力持ちです。
しっかりと使えて損することは決してありません!

足指をしっかりと使えるように、頑張っていきましょう!

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大人のバリエーションレッスン

Aileでは成人の方に向けたバリエーション指導を行っております。
大人になってからバリエーションを踊れる機会はなかなかなく、『いつかやってみたかった!』という方も多く、
初めての方から指導させて頂いております。


・憧れのバリエーションが踊れる
・クラシックの作品に触れる機会が持てる
・バリエーションでしかできないパ(ステップ)の組み合わせを経験できる
・作品を通して音楽の解釈や演技などを学べる



バリエーションは、クラシックバレエの中でもソリスト以上が踊るもの。
言うまでもなく、決して簡単ではありませんが”触れる”という価値は十分すぎるほどある魅力にあふれたものです。

だから、技量に合わないものを選んだり、やみくもにやるのでは意味がありません。
技術レベルや経験に応じて作品選びから相談し、一緒に考えて丁寧に進めていきます。

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☆毎週でなくても大丈夫。月1回からお受けいたします。
☆バリエーションは相談して決めていきます。
☆10回~12回で一つの作品を仕上げます(回数は目安です。こちらもご相談しながら進めていきます)
☆オープン受講なので、どなたでもご受講いただけます。

バリエーションクラスは下記の通りの開講です。

■毎週日曜日・16:00~
■料金・一回 ¥2000(単発)、月謝 ¥7000(月謝)

ご興味がある方は、ぜひお問合せ下さい!
みなさまのご参加、心よりお待ち申し上げております。

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★インスタやってます★
https://www.instagram.com/balletstudio.aile/

お問い合わせは、こちらまで。
info@balletstudio-aile.com
042-705-2653

髙浦由美子先生、代講レッスンの様子

7月25日(木)、成人基礎クラスは髙浦由美子先生による代講レッスンでした。

髙浦先生は、Aileでも何度も代講を務めて頂き発表会などでもお世話になっている先生。
東京バレエ団で踊られている現役ダンサーの美しい先生です!
いつもお手本がとても美しく素晴らしすぎて、つい見とれてしまいます。

そんな髙浦先生の代講レッスン、今回も大変有意義で素晴らしいクラスでした。

バーレッスンの最初は、ゆったりとしたストレッチから。

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正確で美しいお手本は、みているだけで勉強になります。
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そしてお一人お一人を、とても細かく丁寧に見て下さり、直して下さいます。
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バーが終わり、センターレッスンへ。
アダジオは、流れのキレイなアンシェヌマン。
いつもと違う組み合わせに、少し戸惑っている方もいましたが、色々な組み合踊るのも、また勉強です!
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プレパレーション、と音を掛けただけで…

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『はい、ちょっとストップ!みんな手が高すぎます!』 と、速攻のダメ出し。

『もっと出す手の指先に意識をもって、命を懸けて下さい!』
なぜそれがダメなのか、直すことによって何がどう変わるのか…
一つ一つ妥協せず、厳しく、でも優しく注意して下さいます。
プロからそういったアドバイスを頂けることがどれほど有難い事なのか、実際に舞台に出るととてもよくわかります。

この日、阿部が舞台稽古のため代講をお願いしていたのですが、舞台に立ってきた直後だっただけに
髙浦先生の言葉の一つ一つが身に染みてわかりました。

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ほんの少しの意識で、みなさん見違えるほどキレイになっていきました。
厳しくも情熱的な髙浦先生のレッスン、本当に私も大変勉強になりました。

髙浦先生、ありがとうございました!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

Cクラスさんのレッスン風景

現在、『夏企画』に向けて目下練習中のCクラス。
踊りの練習もさることながら、普段のレッスンメニューも頑張っています。

ストレッチの様子。

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ちょっとずつ、ちょっとずつ・・・いきなり一気に柔らかくなったりはしませんが、
日々の積み重ねで身体は変わっていきます。

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踊りもだいぶしっかりとできるようになってきました。
以前は動きを追いかけるのに精一杯だったのが、足先が伸びるようになってきたり、表情がつけられるようになってきたり。
そんなみんなの成長を見るたびに、本当に嬉しくなります。

このくらいの年齢の場合、『成長』がとても大きなキーワード。
それは大人が何かを得ていくような精神的な成長とは少し違い、もちろんそれもあるのですが、
やはり肉体的な意味での『成長=grow up』がカギになります。

---- 成長はやり直しがきかない -----

私は以前、NYの国際コンクールで聞いたこの言葉を、生涯忘れることはないと思います。
それくらい胸に刺さる言葉でした。
一度その形で育ちあがったものを、後の変化を期待することは非常に厳しい。
多少の修正は行えても根本から変化させることは大変難しいのです。

だからこそ、この年齢のレッスンは慎重に行いたいですし、何よりも身体のバランスを整えながら
健康で元気に動ける身体作りを目指していきたいと思っています。


Cクラスさんも頑張って踊る、夏企画【昼の部】。
是非遊びに来てください♪

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【バレリーナの世界へようこそ ~観る!知る!ふれあえる!~】

■日程:8月4日(日)
■会場:おださがぷらざ(小田急相模原駅ビル4階)
■内容

【昼の部】 14:30~17:00(パフォーマンス・14:30~15:30)
       ディズニーナンバーによる生徒パフォーマンス、『バレリーナになって写真を撮ろう!』、
       バレエ関連の小物制作ワークショップやティアラ展示、バレエの歴史コーナーなどのAileフェス
       ご入会のご相談会 他
【夜の部】 19:00~20:30(パフォーマンス・19:00~20:00)
       成人クラス生徒の皆様によるパフォーマンス、Aileについての説明およびご相談受付 他
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https://www.instagram.com/balletstudio.aile/

お問い合わせは、こちらまで。
info@balletstudio-aile.com
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「バレエスタジオAile」ホームページ
バレエスタジオAile(エル)
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小田急相模原駅南口より徒歩3分

※所在地など詳細はお問合せ下さい。

(TEL&FAX:042-705-2653)

※受付時間は 11:00 - 21:00です。 レッスン中は応対できないこともございますが、後日折り返しご連絡させて頂きます。


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