楽屋・舞台裏見学ツアー
8月16日の月曜日。
本番まで間近に迫ったこの日、グリーンホールの楽屋などの見学に行って参りました。
10:30管理事務所前に集合。
係りの方のご案内のもと、みんなで見学ツアーに出発。
ツアーなどという大袈裟なものではないのですが、係りの方が順序良く丁寧に説明下さって、
まるで博物館の見学ツアーのような趣になりました。
*
まずは、ホールの正面入り口から見学スタート。
ここは地元の人ならばお馴染みの場所。
相模大野の駅から伊勢丹を抜けて行くと、左手に大ホールの入口が見えてきます。
市営の図書館なども隣接しています。
正面入り口前、場外整理について簡単に説明を受けた後、いよいよ中へ。
まずは当日のホール受付の備品等について収納場所などを教えてもらいました。
大きなホールだけのことはあり、備品も充実。
「さすが、グリーンホール。今までのところとは違うね」との声も。
そう、本当に違います。
こんなものまで貸してもらえるんだ、というものもありました。
例えば衣装をかけておくハンガーなど。
ホールで貸し出し用が用意されているので、申しつけて頂ければご用意いたしますよ、とのこと。
まったくもって有難いお話しです。
*
さて、次はいよいよ客席へ。
足を踏み入れた途端「わぁ、広い!」との声。
1階部分の客席数だけで、およそ1000。
この日はピアノの保守点検日にあたっていたため、舞台上には中を解体された
スタインウェイが乗っていました。
スタインウェイの中身なんて、めったに見られない光景。。。
客席を下りて、舞台袖へ。
そこからまずは当日使用する楽屋を見せて頂きました。
楽屋では、メイクを行ったり、衣装を着替えたり、出番までの時間を過ごします。
舞台との導線が把握できていないと、慌ててしまうことにもなりかねません。
ですので、一度見てシュミレーションができるのは、非常にありがたいこと。
このホールの楽屋の導線は非常に使いやすく、舞台との導線もとてもスムーズ。
実際に目で見て確認したことで、非常に安心感が生まれました。
*
楽屋の後は、いよいよ舞台へ。
袖からの眺めは、圧巻。100坪の舞台は、こういうものか、と。

ここで踊るんだ。
深い感慨と興奮。本番の実感が湧き上がって来ました。
袖幕が引かれていないので、余計にガランとした雰囲気ですが、大きさそのものに変わりはありません。
袖幕の位置や緞帳(表の大きな幕)の場所などを確認しつつ、舞台にいることしばし。
照明が吊るされるサス(舞台天上にあるライトが並んだもののこと)の位置を見ながら、
立ち位置を把握。
BクラスやCクラスのみんなが場当たりをしていたのが、ほほ笑ましい光景でした。
案内の方は、私たちが十分に舞台を感じられるまで待っていて下さいました。
時間をたっぷりかけて、当日のイメージをつかみつつ、舞台の空気を感じることができました。
*
舞台を見終わったら、外との導線を確認。
一旦外へ出て、道具の搬入口や楽屋入口を案内して頂きました。

外はうだるような暑さ。
搬入口と楽屋口の距離は、ちょうど舞台の端から端までと同じくらいの距離。
暑さも手伝ってか、外を歩くとかなりの距離に感じられました。
しかし、それが舞台の大きさかと思うと、気を引き締めずにはいられません。
外を回って、再度、楽屋口から楽屋の前へ到着。
最後はここからロビーへと出る通路の確認です。
「舞台の方向を、常に確認しながら歩いてみてください。」とのアドバイス。
スタートは、まず舞台が左手にある状態、つまり下手側から抜けていくようなイメージです。
ホールのロビー(ホワイエ)に抜けると、まばゆい光が差し込んでいました。
「さて、ここに出てきて、最初に入ったところへ戻ってきました。
何か分からないことはありませんか?」
と、最後まで、非常にきめ細やかに丁寧に対応して下さいました。
なんというか、とても大きな安心感があります。
初めてこの施設を使う団体、ということもあり、色々と配慮してくださったのは本当にありがたい限りです。
観客としては何度も出入りしたことのあるグリーンホールですが、
主催者として使うのと、ただ観に行くのとでは大違い。
事前に丁寧に説明を受けて、よかったなと思いました。
*
舞台の裏事情も把握し、あとは踊りを仕上げ当日に臨むのみ。
踊ることだけでなく、本当に色々な方々の支えのもとに、舞台の幕は上がるのだと
身にしみて感じた一日でした。
すべての方への感謝の気持ちを忘れずに、舞台に上がりたい。
心から、そう思いました。
本番まで間近に迫ったこの日、グリーンホールの楽屋などの見学に行って参りました。
10:30管理事務所前に集合。
係りの方のご案内のもと、みんなで見学ツアーに出発。
ツアーなどという大袈裟なものではないのですが、係りの方が順序良く丁寧に説明下さって、
まるで博物館の見学ツアーのような趣になりました。
*
まずは、ホールの正面入り口から見学スタート。
ここは地元の人ならばお馴染みの場所。
相模大野の駅から伊勢丹を抜けて行くと、左手に大ホールの入口が見えてきます。
市営の図書館なども隣接しています。
正面入り口前、場外整理について簡単に説明を受けた後、いよいよ中へ。
まずは当日のホール受付の備品等について収納場所などを教えてもらいました。
大きなホールだけのことはあり、備品も充実。
「さすが、グリーンホール。今までのところとは違うね」との声も。
そう、本当に違います。
こんなものまで貸してもらえるんだ、というものもありました。
例えば衣装をかけておくハンガーなど。
ホールで貸し出し用が用意されているので、申しつけて頂ければご用意いたしますよ、とのこと。
まったくもって有難いお話しです。
*
さて、次はいよいよ客席へ。
足を踏み入れた途端「わぁ、広い!」との声。
1階部分の客席数だけで、およそ1000。
この日はピアノの保守点検日にあたっていたため、舞台上には中を解体された
スタインウェイが乗っていました。
スタインウェイの中身なんて、めったに見られない光景。。。
客席を下りて、舞台袖へ。
そこからまずは当日使用する楽屋を見せて頂きました。
楽屋では、メイクを行ったり、衣装を着替えたり、出番までの時間を過ごします。
舞台との導線が把握できていないと、慌ててしまうことにもなりかねません。
ですので、一度見てシュミレーションができるのは、非常にありがたいこと。
このホールの楽屋の導線は非常に使いやすく、舞台との導線もとてもスムーズ。
実際に目で見て確認したことで、非常に安心感が生まれました。
*
楽屋の後は、いよいよ舞台へ。
袖からの眺めは、圧巻。100坪の舞台は、こういうものか、と。

ここで踊るんだ。
深い感慨と興奮。本番の実感が湧き上がって来ました。
袖幕が引かれていないので、余計にガランとした雰囲気ですが、大きさそのものに変わりはありません。
袖幕の位置や緞帳(表の大きな幕)の場所などを確認しつつ、舞台にいることしばし。
照明が吊るされるサス(舞台天上にあるライトが並んだもののこと)の位置を見ながら、
立ち位置を把握。
BクラスやCクラスのみんなが場当たりをしていたのが、ほほ笑ましい光景でした。
案内の方は、私たちが十分に舞台を感じられるまで待っていて下さいました。
時間をたっぷりかけて、当日のイメージをつかみつつ、舞台の空気を感じることができました。
*
舞台を見終わったら、外との導線を確認。
一旦外へ出て、道具の搬入口や楽屋入口を案内して頂きました。

外はうだるような暑さ。
搬入口と楽屋口の距離は、ちょうど舞台の端から端までと同じくらいの距離。
暑さも手伝ってか、外を歩くとかなりの距離に感じられました。
しかし、それが舞台の大きさかと思うと、気を引き締めずにはいられません。
外を回って、再度、楽屋口から楽屋の前へ到着。
最後はここからロビーへと出る通路の確認です。
「舞台の方向を、常に確認しながら歩いてみてください。」とのアドバイス。
スタートは、まず舞台が左手にある状態、つまり下手側から抜けていくようなイメージです。
ホールのロビー(ホワイエ)に抜けると、まばゆい光が差し込んでいました。
「さて、ここに出てきて、最初に入ったところへ戻ってきました。
何か分からないことはありませんか?」
と、最後まで、非常にきめ細やかに丁寧に対応して下さいました。
なんというか、とても大きな安心感があります。
初めてこの施設を使う団体、ということもあり、色々と配慮してくださったのは本当にありがたい限りです。
観客としては何度も出入りしたことのあるグリーンホールですが、
主催者として使うのと、ただ観に行くのとでは大違い。
事前に丁寧に説明を受けて、よかったなと思いました。
*
舞台の裏事情も把握し、あとは踊りを仕上げ当日に臨むのみ。
踊ることだけでなく、本当に色々な方々の支えのもとに、舞台の幕は上がるのだと
身にしみて感じた一日でした。
すべての方への感謝の気持ちを忘れずに、舞台に上がりたい。
心から、そう思いました。
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