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自粛期間、自問自答、そしてホスピタリティ

緊急事態宣言が発令されてから、約一か月。
スタジオは閉鎖しているけれど、代わりにオンラインレッスンに切り替えたり…と
案外以外と日々のルーティンは変わらず過ごしています。

逆を言えば、やるべきこと(=仕事の準備としてのレッスンやトレーニング)は同じであり、
状況が変容している中でも、その準備にあてるプロセスを限られた環境でいかに作り出せるかということも
大事なのだなと学んだ期間でした。

それでもやはり日常と違うことは多々あり、それはやはり平時ではないことを痛感させられます。

色々と考えることも増えました。
人とのつながり方、自分の在り方、教えるということ。

そしてこの期間、せっかくなのでいつもできないことをしようと思い、オンラインで色々なセミナーを受講しました。

まったくわからないということにチャレンジして、どんな気持ちになるのか…
今、それを味わっています。

学びたいということももちろんなのですが、『教える』という立場にいるとどうしても自分の知っていることの中で
相手に『伝える』ということが多くなり、それは当たり前ですが自分が中身を "知っている前提" でしか話せません。
(知らないことは伝えられないです…)

その時、相手がそれをどれくらい “知っている” のか?
わからない、という感覚に陥ったとき、その相手にどんなふうに寄り添っていけばいいのか?
理解してもらうためには、どんなプロセスが必要なのか?

こんなことを日々、自問自答しています。



実は先日、オンラインの英会話学習に参加したのですが(英語は勉強中ですが会話はカタコトしかできません…)
初心者コースでいきなり自己紹介をあてられて、しどろもどろに(笑)

わからない不安感、焦り、知らないことの多さに愕然とする絶望感…そこから先生が助けてくれる安心感。
脇に変な汗を大量にかいていたのは秘密ですが(笑)、またとない貴重な経験ができました。

ああ、この感覚は忘れちゃいけないな、と痛感しました。



誰かに何かを『伝える』ということは、仕事の上でも日々の生活の中でも本当に大事なことだと思います。

いかに前提を共有できるか。
相手の前提を理解しようと努められるか。
寄り添って考えていけるか。

まさにホスピタリティだと思います。


そこに気づけたのも、この自粛期間での私の大きな収穫です。
本当に有難いご縁でつながった、気づきです。

人と人、個と個。
その個人がつながって線になっていく過程で、物事が動いて運ばれていくのかな…
ふとそんな風にも思いました。


ホスピタリティ。
自分の人生の中で、大事にしていきたいです。
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