演目紹介【第3部編】~バレエスタジオAile第3回発表会
いよいよ佳境に入ってきました、スタジオ発表会の演目紹介!
今日もゆずちゃんに登場して頂き、第3部の演目について、色々お話ししていきましょう~!
~演目紹介【第3部編】~
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3部のプログラム
『Love of Fairy ~勇気ある者たちへ~』
とある国の、とある街には、魔法の国へ通じる道があると代々言い伝えられていました。
とある街の、とある家に、代々伝わる魔法の鏡がありました。
クリスマスの朝。一年に一度の特別な日。お母さんは、その鏡を磨きます。
そしてその鏡を姉のリナに手渡します。
すると、いたずらっ子の妹のユキが鏡を欲しがり、取り合ううちに落として割ってしまいます。
なんと、その鏡には人の心を閉ざす邪念が閉じ込められていたのでした。
鏡が割れてしまったことで、お母さんは「心の闇の檻」の中に閉じ込められてしまいます。
するとどこからともなく、魔法の国からの使者が…!
使者の導きで魔法の国へ旅立った二人。『音の谷』『夜の都』を通り抜け、やがて『魔女の森』へ。
未知へと立ち向かう勇気を持って、いざ、お母さんの心を再び取り戻す旅へ!
■第1場 クリスマスの朝、そして冒険の始まり
■第2場 音の谷
■第3場 夜の都
■第4場 魔女の森
■第5場 鏡の国
■第6場 母との再会、そして冒険の終わり
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【ゆず】
Q、純子先生~、いよいよ第3部まで来ましたね。これが最後の演目ですか?
【純子】
A、そうです。第3回発表会のラストの演目ですね。
Q、タイトルが『Love of Fairy ~勇気ある者たちへ』。
妖精が関係しそうですが、どういった演目なのでしょうか?
A、ズバリ、妖精の愛が勇気ある者に力を授ける…といったお話です。この「勇気ある者」というのは
ある人間の姉妹を指しています。冒頭文に登場するリナとユキですね。
この2人がお母さんを助けるために、妖精の国へと旅をして、そこで出会った妖精たちと
心を通わせて進んでいくという冒険ファンタジーです。
Q、おぉ~。なかなか壮大な感じですね。元になったお話しとかはあるんですか?
A、いえ、全くの自作、オリジナルです。ただ「こうしたい」というのはぼんやりありました。
一つは、「ストーリーが明確に分かる」ということ。
そしてもう一つは、物語中に成長などの「変化」が見えること。
すごくざっくりとぶっちゃけて言うとRPGゲームのような(笑)。
Q、RPG?それはまたすごいですね(笑)ドラクエとかFFとかですか?
A、まぁ、言うなれば、ですけれど。
PRGって定石があって、最終目的を達成するためにクリアしなければならない課題が発生するんです。
この扉を通らなければ先に進めない。
↓
扉を開けるためには、妖精を呼び出さなければならない。
↓
妖精を呼びだすためには、「勇者の笛」が必要。
…と、たとえば、こんな感じに。
そういったある程度の定石に則って、ストーリーを構築していきました。
もちろんバレエなので、ゲーム程明確には捉えられないですが、結構近いものはあるかも(笑)
何はともあれ、演じ手(出演者)が常に新鮮に楽しめ、かつお客さんと思いを共有できるもの。
最終的に目指したかったのは、そういう大きな枠です。
ゲームってプレイする本人じゃなくても、なぜか見ている人も楽しかったり応援したかったり
することってありますよね。そういう「共感性」を使えないかなと。
そういう発想はありました。あくまでもエッセンスとしてですけれど。
ゲームを作りたいわけではなく、舞台を作るわけですから、そこは混同していません。
そしてさらに言うと、バレエの中に含まれる「演劇性」を発揮できる演目を目指したかった。
そういう想いが重なりあううちに、今回の作品がおぼろげに浮かびあがっていき
上演できるまでのカタチになっていきました。
一つの作品を創るプロセスは様々でしょうけれど、私は「今できるベスト」ということを
大事に考えています。機が熟したら行く、というか。
だから出演メンバーというのが、作品の骨格に大きな影響を及ぼしています。
人ありき、で作品を創る私のスタンスは、変わっているとも言われますが
人がいて作品が生まれていくわけですから、自然な流れなんじゃないかなと自分では思っています。
掲げる理想や目標は、もちろんあります。作りたい「作品の構想」もたくさんありますし、
取り上げてみたいテーマもあります。
でも、自分にはまだ手が届かない。
自分の力量が及ばないと感じていたり、回りに一緒に実行できる人がいなかったり。
それは機が熟していないと思っているんです。
でも、「現状+α」くらいで満足してしまうと、実際には現状以下に落ちてしまうこともあります。
なので、いつも「現状+β」くらいの無理はします。
そう、無理はしますよ。
でも無茶はしない。(笑)
ちょっと話がそれちゃってますけど(笑)
とにかく全力で挑戦した作品に変わりないので、ぜひ楽しんでもらえたら嬉しいなと。
最終的には「観客」という存在があって、作品は完成しますので、
実際に見て頂いた方に、私たちの想いや心が届くといいなと思っています。
ちなみに、姉妹とお母さんはこんな感じです。

ぜひ、観にいらしてくださいませ!
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【バレエスタジオAile第3回発表会】
日程:2012年8月18日(土)
時間:16:30~、開場 17:00~、開演(終演予定 19:30)
会場:グリーンホール相模大野・大ホール
http://www.hall-net.or.jp/01greenhall/
■出演 :バレエスタジオAile生徒(成人含む)、阿部純子
■ゲスト:宮本祐宜(チャイコフスキー記念東京バレエ団・ソリスト)、
野尻龍平(チャイコフスキー記念東京バレエ団・アーティスト)
ピアニスト・宮沢由美
※入場無料。整理券不要。
(どなたでもご自由にご入場いただけます)
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▼東京バレエ団ホームページ
http://www.thetokyoballet.com/
今日もゆずちゃんに登場して頂き、第3部の演目について、色々お話ししていきましょう~!
~演目紹介【第3部編】~
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3部のプログラム
『Love of Fairy ~勇気ある者たちへ~』
とある国の、とある街には、魔法の国へ通じる道があると代々言い伝えられていました。
とある街の、とある家に、代々伝わる魔法の鏡がありました。
クリスマスの朝。一年に一度の特別な日。お母さんは、その鏡を磨きます。
そしてその鏡を姉のリナに手渡します。
すると、いたずらっ子の妹のユキが鏡を欲しがり、取り合ううちに落として割ってしまいます。
なんと、その鏡には人の心を閉ざす邪念が閉じ込められていたのでした。
鏡が割れてしまったことで、お母さんは「心の闇の檻」の中に閉じ込められてしまいます。
するとどこからともなく、魔法の国からの使者が…!
使者の導きで魔法の国へ旅立った二人。『音の谷』『夜の都』を通り抜け、やがて『魔女の森』へ。
未知へと立ち向かう勇気を持って、いざ、お母さんの心を再び取り戻す旅へ!
■第1場 クリスマスの朝、そして冒険の始まり
■第2場 音の谷
■第3場 夜の都
■第4場 魔女の森
■第5場 鏡の国
■第6場 母との再会、そして冒険の終わり
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【ゆず】
Q、純子先生~、いよいよ第3部まで来ましたね。これが最後の演目ですか?
【純子】
A、そうです。第3回発表会のラストの演目ですね。
Q、タイトルが『Love of Fairy ~勇気ある者たちへ』。
妖精が関係しそうですが、どういった演目なのでしょうか?
A、ズバリ、妖精の愛が勇気ある者に力を授ける…といったお話です。この「勇気ある者」というのは
ある人間の姉妹を指しています。冒頭文に登場するリナとユキですね。
この2人がお母さんを助けるために、妖精の国へと旅をして、そこで出会った妖精たちと
心を通わせて進んでいくという冒険ファンタジーです。
Q、おぉ~。なかなか壮大な感じですね。元になったお話しとかはあるんですか?
A、いえ、全くの自作、オリジナルです。ただ「こうしたい」というのはぼんやりありました。
一つは、「ストーリーが明確に分かる」ということ。
そしてもう一つは、物語中に成長などの「変化」が見えること。
すごくざっくりとぶっちゃけて言うとRPGゲームのような(笑)。
Q、RPG?それはまたすごいですね(笑)ドラクエとかFFとかですか?
A、まぁ、言うなれば、ですけれど。
PRGって定石があって、最終目的を達成するためにクリアしなければならない課題が発生するんです。
この扉を通らなければ先に進めない。
↓
扉を開けるためには、妖精を呼び出さなければならない。
↓
妖精を呼びだすためには、「勇者の笛」が必要。
…と、たとえば、こんな感じに。
そういったある程度の定石に則って、ストーリーを構築していきました。
もちろんバレエなので、ゲーム程明確には捉えられないですが、結構近いものはあるかも(笑)
何はともあれ、演じ手(出演者)が常に新鮮に楽しめ、かつお客さんと思いを共有できるもの。
最終的に目指したかったのは、そういう大きな枠です。
ゲームってプレイする本人じゃなくても、なぜか見ている人も楽しかったり応援したかったり
することってありますよね。そういう「共感性」を使えないかなと。
そういう発想はありました。あくまでもエッセンスとしてですけれど。
ゲームを作りたいわけではなく、舞台を作るわけですから、そこは混同していません。
そしてさらに言うと、バレエの中に含まれる「演劇性」を発揮できる演目を目指したかった。
そういう想いが重なりあううちに、今回の作品がおぼろげに浮かびあがっていき
上演できるまでのカタチになっていきました。
一つの作品を創るプロセスは様々でしょうけれど、私は「今できるベスト」ということを
大事に考えています。機が熟したら行く、というか。
だから出演メンバーというのが、作品の骨格に大きな影響を及ぼしています。
人ありき、で作品を創る私のスタンスは、変わっているとも言われますが
人がいて作品が生まれていくわけですから、自然な流れなんじゃないかなと自分では思っています。
掲げる理想や目標は、もちろんあります。作りたい「作品の構想」もたくさんありますし、
取り上げてみたいテーマもあります。
でも、自分にはまだ手が届かない。
自分の力量が及ばないと感じていたり、回りに一緒に実行できる人がいなかったり。
それは機が熟していないと思っているんです。
でも、「現状+α」くらいで満足してしまうと、実際には現状以下に落ちてしまうこともあります。
なので、いつも「現状+β」くらいの無理はします。
そう、無理はしますよ。
でも無茶はしない。(笑)
ちょっと話がそれちゃってますけど(笑)
とにかく全力で挑戦した作品に変わりないので、ぜひ楽しんでもらえたら嬉しいなと。
最終的には「観客」という存在があって、作品は完成しますので、
実際に見て頂いた方に、私たちの想いや心が届くといいなと思っています。
ちなみに、姉妹とお母さんはこんな感じです。

ぜひ、観にいらしてくださいませ!
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【バレエスタジオAile第3回発表会】
日程:2012年8月18日(土)
時間:16:30~、開場 17:00~、開演(終演予定 19:30)
会場:グリーンホール相模大野・大ホール
http://www.hall-net.or.jp/01greenhall/
■出演 :バレエスタジオAile生徒(成人含む)、阿部純子
■ゲスト:宮本祐宜(チャイコフスキー記念東京バレエ団・ソリスト)、
野尻龍平(チャイコフスキー記念東京バレエ団・アーティスト)
ピアニスト・宮沢由美
※入場無料。整理券不要。
(どなたでもご自由にご入場いただけます)
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▼東京バレエ団ホームページ
http://www.thetokyoballet.com/
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