Loda Loma・松村知佳さん(バレエ衣装作家)のブログ
Loda Loma(ロダロマ)というコスチュームデザインの会社があります。
以前ブログにてご紹介させていただき、私もレオタードを着用しているので
バレエスタジオAileのブログを読んでいる方ならご存知の方も多いかもしれません。
そのロダロマの代表取締役、松村知佳さん。
会社の代表であり、ご自身がデザイナーでもあります。
私のバレエの友人・坂梨仁美さんを通じて知り合いました。
知佳さんの作るレオタードやバレエ衣装、ティアラなどの小物は、
どれも形容しがたい魅力に溢れています。
斬新で、芸術的で、そして大変美しい。
彼女が作る「作品」そのものも大好きなのですが、私は彼女が書くブログがとても好きです。
今日は、そのブログをご紹介させていただきたく、ここに掲載いたします。
+++++++++++++++
ロダロマスタッフブログ
http://www.lodaloma.co.jp/staffblog/
「なぜバレエ衣裳が美しいのか。。
それは、フラクタルの原理から説明できるように、衣裳は「数学的な美」を備えているから。」
「前面、側面、背面で、どういう切り替えのパターンで、どういう装飾をするとスタイルが良く見えるか。。
振り付け、舞台の照明、舞台美術を想定し、『視覚のマジック』を作り出すのです。
そうした計算が美しい衣裳には必要不可欠なのです。」
「光の足し算と引き算を上手にすることが、衣裳を作る上で大切なポイントです。」
「バレエ衣裳という、踊ることを前提で作られた衣裳は素材選びがとても重要で、
布の質感で、重力を消す効果が最大限に発揮できるからです。」
「バレエ衣裳を作るにおいても、私は日本文化の血を身体に流したまま作って行きたいと思います
繊細なタッチと色彩。綿密に計算したラインがロダロマの美学でありたいと思っています。」
+++++++++++++++
※ご本人の承諾を得て掲載させて頂いております。
過去のブログから、一部引用させていただいた言葉たち。
とてもすべては伝えきれないので、上記のリンクより直接お読み頂ければ幸いです。
ブログを読んでいると、知佳さんのバレエ衣装に対する極めて健やかなる志と
圧倒的な情熱を感じられます。
バレエを愛する私にとって、それは言葉以上の意味を持ち、自分と同じ感覚を持っている人がいることに
深い感動を覚えるのです。
知佳さんの言葉には
哲学があり、光があり、夢があり
そして何より愛がある。
バレエとそのコスチュームに対する愛が。
私はそこに惹かれ、大いに感銘を受けたのです。
私も自分なりに、バレエへの哲学や理念を持って、日々を駆け抜けています。
それは誰かと比べるものでもなく、普く通じる正義でもありません。
しかし、私にとって大切な意義であり、バレエへの愛です。
追い求めたその先に何があるのでしょうか?
終着駅のようなゴールはあるのでしょうか?
いいえ。
「探しもとめること」そのものが答えなんじゃないか、と。
だからこそ愛は人生そのものなんだと思うのです。
知佳さんの哲学に、私は激しく共感します。
いつか共鳴できたらいいな、とそんなふうにも思います。
ブログの言葉は、どれをとっても非常に力強いです。
語気が強いとかそういうことではなく、きちんと意思を持って言い抜いているからです。
「~思います。」「~だと思っています。」
こういう言い回しが少ない。
己の発信する言葉に責任を持ち、かつエネルギーのある人でなければこういう文章は書けません。
力強い熱を持った知佳さんの文章が、私は大好きなのです。
「アーティストは精神的に裸で歩きまわるようなものだ」
と、かつて何かで読みました。
自分の内面から溢れるアイデアで勝負する人間は、自分の心の内側を見せることで
その価値と評価を得ます。
大いなる評価と賛同を得られることもある、しかし批判もつきものです。
批判は裸の心に深く突き刺さる。
裸の心で歩ける自信のない人は、本物のアーティストじゃない。
そこに屈しない勇気と覚悟をもった人間だけが、この世界で生き抜いていくことができます。
知佳さんのブログからは、その覚悟が見えてきます。
裸の心で歩き、そこに対するどんな評価も受け止める覚悟が。
美しい生き様だ、と私は心から尊敬します。
もし、私の生徒がコンクールでオーダー衣装を着たいと言ったら、真っ先にロダロマを薦めます。
哲学を、美を、きちんと持った衣装が、踊りを支えないわけがありません。
探し求めること、進み続け、己を貫き、
美を、芸術を内包した「ロダロマ」。
強く美しく聡明で謙虚な彼女と、こうして出会えたことに大きな幸せと喜びを感じます。
ありがとう。
知佳さんのブログにエネルギーをもらい、今日からまた精一杯駆け抜けていきたいです。
以前ブログにてご紹介させていただき、私もレオタードを着用しているので
バレエスタジオAileのブログを読んでいる方ならご存知の方も多いかもしれません。
そのロダロマの代表取締役、松村知佳さん。
会社の代表であり、ご自身がデザイナーでもあります。
私のバレエの友人・坂梨仁美さんを通じて知り合いました。
知佳さんの作るレオタードやバレエ衣装、ティアラなどの小物は、
どれも形容しがたい魅力に溢れています。
斬新で、芸術的で、そして大変美しい。
彼女が作る「作品」そのものも大好きなのですが、私は彼女が書くブログがとても好きです。
今日は、そのブログをご紹介させていただきたく、ここに掲載いたします。
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ロダロマスタッフブログ
http://www.lodaloma.co.jp/staffblog/
「なぜバレエ衣裳が美しいのか。。
それは、フラクタルの原理から説明できるように、衣裳は「数学的な美」を備えているから。」
「前面、側面、背面で、どういう切り替えのパターンで、どういう装飾をするとスタイルが良く見えるか。。
振り付け、舞台の照明、舞台美術を想定し、『視覚のマジック』を作り出すのです。
そうした計算が美しい衣裳には必要不可欠なのです。」
「光の足し算と引き算を上手にすることが、衣裳を作る上で大切なポイントです。」
「バレエ衣裳という、踊ることを前提で作られた衣裳は素材選びがとても重要で、
布の質感で、重力を消す効果が最大限に発揮できるからです。」
「バレエ衣裳を作るにおいても、私は日本文化の血を身体に流したまま作って行きたいと思います
繊細なタッチと色彩。綿密に計算したラインがロダロマの美学でありたいと思っています。」
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※ご本人の承諾を得て掲載させて頂いております。
過去のブログから、一部引用させていただいた言葉たち。
とてもすべては伝えきれないので、上記のリンクより直接お読み頂ければ幸いです。
ブログを読んでいると、知佳さんのバレエ衣装に対する極めて健やかなる志と
圧倒的な情熱を感じられます。
バレエを愛する私にとって、それは言葉以上の意味を持ち、自分と同じ感覚を持っている人がいることに
深い感動を覚えるのです。
知佳さんの言葉には
哲学があり、光があり、夢があり
そして何より愛がある。
バレエとそのコスチュームに対する愛が。
私はそこに惹かれ、大いに感銘を受けたのです。
私も自分なりに、バレエへの哲学や理念を持って、日々を駆け抜けています。
それは誰かと比べるものでもなく、普く通じる正義でもありません。
しかし、私にとって大切な意義であり、バレエへの愛です。
追い求めたその先に何があるのでしょうか?
終着駅のようなゴールはあるのでしょうか?
いいえ。
「探しもとめること」そのものが答えなんじゃないか、と。
だからこそ愛は人生そのものなんだと思うのです。
知佳さんの哲学に、私は激しく共感します。
いつか共鳴できたらいいな、とそんなふうにも思います。
ブログの言葉は、どれをとっても非常に力強いです。
語気が強いとかそういうことではなく、きちんと意思を持って言い抜いているからです。
「~思います。」「~だと思っています。」
こういう言い回しが少ない。
己の発信する言葉に責任を持ち、かつエネルギーのある人でなければこういう文章は書けません。
力強い熱を持った知佳さんの文章が、私は大好きなのです。
「アーティストは精神的に裸で歩きまわるようなものだ」
と、かつて何かで読みました。
自分の内面から溢れるアイデアで勝負する人間は、自分の心の内側を見せることで
その価値と評価を得ます。
大いなる評価と賛同を得られることもある、しかし批判もつきものです。
批判は裸の心に深く突き刺さる。
裸の心で歩ける自信のない人は、本物のアーティストじゃない。
そこに屈しない勇気と覚悟をもった人間だけが、この世界で生き抜いていくことができます。
知佳さんのブログからは、その覚悟が見えてきます。
裸の心で歩き、そこに対するどんな評価も受け止める覚悟が。
美しい生き様だ、と私は心から尊敬します。
もし、私の生徒がコンクールでオーダー衣装を着たいと言ったら、真っ先にロダロマを薦めます。
哲学を、美を、きちんと持った衣装が、踊りを支えないわけがありません。
探し求めること、進み続け、己を貫き、
美を、芸術を内包した「ロダロマ」。
強く美しく聡明で謙虚な彼女と、こうして出会えたことに大きな幸せと喜びを感じます。
ありがとう。
知佳さんのブログにエネルギーをもらい、今日からまた精一杯駆け抜けていきたいです。
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