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音源、送付。

昨日、発表会で使用する音源をCDに落としたものと、
MP3にデータ化したものを舞台監督さんへ送付いたしました。

音源、とは実際に本番で使用する音楽データのこと。

発表会の演目を構築する際には作品に合った音楽を選び、
順次、振付を行っていくのですが、
そのようにして選んだ音楽はあちこちから抜き出したりしているものなので
データの種類や音質がバラバラなのです。

ある一曲はこのアルバムから、またある一曲はiTuneで購入したもの、
さらにある一曲は昔のカセットテープから…などなど。

今回の発表会のために、すべての音楽データをMP3に変換できる
機材を自宅用に購入したので、データを一律に揃えることは
できましたが、やはり素人の手に負えるのはここまで。
ここから先はプロの手にゆだねます。

その音源を舞台監督さんに届け、データや音質をキレイに揃えていただきます。
破損したデータなどを修正したり、ノイズを消してもらったり。
この作業があって、初めて本番用のきちんとした音楽が整うのです。

こちらが送ったデータを編集して頂いたのち、
「本番用音源」という修正版を送ってもらい、
そこから先は、その音源で練習をします。

本番用音源として作って頂いた「音」は、やはり違います。
ノイズが消えクリアになるだけでも、違ったもののように聞こえることも
ありますし、2曲をつなげて1作品として作るときなどは
そのトラック間の隙間の秒が1秒違うだけでも
踊りのテンポに大きく影響するので、できるだけ早い段階から
本番で使用する音楽に慣れておく必要があるのです。

そうして本番日まで、様々な準備を重ね、
色々な人の力を借りながら「発表会」という一つの舞台を
創り上げていくのです。



振付という現場作業と、こうした外部の方々との連携・連絡、
さらに事務作業や打ち合わせ諸々…とまだまだやることは山のようにあります。
でもその一つ一つをこなす毎日は、目まぐるしいけれど
とても充実しているのです。

大変でない、と言えばウソになりますが、
不思議とツライと感じることはないのです。
それはきっと、周りの人たちに支えられているということを
強く感じられるからだと思います。

発表会は一人では決してできないもの。
出演して下さる方々がいて、協力して下さる方がいて、
そして私の心を支えて下さる方がいる、
バレエスタジオAileをとりまくすべて方々のバランスの上に成り立つもの、
私はそう感じています。

だから発表会はみんなのものなのです。
私ひとりのものでは決してないのです。

主催というのは、リーダー。
船に例えるならば「船頭」でしょうか。
航路を作り、船を率いていく人は必要だけれども
クルーがいなければ船は動かせません。
だから主役はやはりみんなだと思うのです。

スムーズな航海にするために、的確な航路を示していくために
今なにができるのか?自分に問いかけながら日々過ごしています。
そして、そんな私と一緒に旅を続けてくれるみんながいることが
私にとっては本当に幸せなことなのです。

その幸せな時間を、かけがえのない時を、
一日一日大切に過ごしていきたいと思います。
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